Amorphis「Japan Tour 2023 @ 渋谷 CLUB QUATTRO 2023/09/14」

Amorphis来日の最終日に行ってきました!

 

■セットリスト
01.Northwards
02.On The Dark Waters
03.The Four Wise Ones
04.The Moon
05.Into Hiding
06.Black Winter Day
07.Silver Bride
08.Sky Is Mine
09.Wrong Direction
10.Sampo
11.Amongst Stars
12.Death Of A King
13.My Kantele
14.House Of Sleep
15.The Bee

 

Amorphisは2016年のLOUD PARKでも見たことがあるのですが、そのときはテロライザーとWith the deadの後で疲れでぐったりしながら聴いたのであまり記憶がなく…。
その後に出たアルバムや最新作である「Halo」がかなり好みだったこともあり、また来日することがあるなら絶対に観たいと思っていたのでした。

 

セットリストは来日前の直近のライブとほぼ同じ…と思っていたのですが、最終日は結構な数の入れ替えがあり、しかもそれらの曲がどれも好きな曲だったので、本当に行ってよかったという感じです。中でも「Death of a king」が始まったときはやってくれるの!?とめちゃくちゃテンションが上がりました。

 

クアトロはPeople In The Boxなどでよく来ている会場でしたが観客の入りはそこそこ。端や後ろではそれなりにゆったり見ることができました。サウンドはギターがやや小さく(特にリズムギター)、全体的にも音量控えめではあったのですが、そのぶん歌のよさ、メロディーのよさを噛みしめることができて良かったのではないでしょうか。

 

初期の曲から最新作まで幅広いセットリストで、最新作からもけっこう入っていることからもバンドの自信が伺えます。特にThe Moonはキラーチューンといっていいレベルの曲と思いますし反応も上々でしたね。演奏があまりに自然で目立たないのですが、この曲はリフが7/8 + 7/8 + 7/8 + 4/4という変拍子になっていて、2拍で乗ろうとする観客たちがみんな途中で迷子になっていました。コーラスでの泣きメロになると同時に4/4でのりやすい拍子になるのも職人技という感じがします。

 

観客の反応もとてもよく、Amongst Starsでは楽器のメロディーを大合唱したりとこれぞメロディックなメタルバンドのライブというような光景が広がりました。Death Of A Kingの最後での掛け声やHouse Of Sleepのコーラスも一体感を感じましたね。

 

全編通してメロディーのよさを堪能しているうちに終わってしまったという感覚で、本当にもっと聴いていたいと思わされるよいライブだったと思います。また来日の際は観に行きたいですね。