BOTCHの来日公演最終日を観てきました！
heaven in her arms
■セットリスト
01.黒い閃光
02.終焉の眩しさ
03.声明
04.痣で埋まる
05.月虹と深潭
06.残花
07.鉄線とカナリア
まずは日本のheaven in her armsから。今回で初めて知りました。
後ろに風景を加工した映像を流し視覚的にも面白く聞きました。
かなりインストパートが多く、しかも静かだったりサウンドをじわじわ展開させていくようなパートが多く、クラシックを聴いているような感覚にもなり楽しかったです。
激しいパートで見せる抒情性もよく、ぜひまた聴きたいと思わせるバンドでした。
BOTCH
■セットリスト
01.To Our Friends in the Great White North
02.Mondrian Was a Liar
03.John Woo
04.Spaim
05.Japam
06.Framce
07.Oma
08.Thank God for Worker Bees
09.One Twenty Two
10.Vietmam
11.Transitions From Persona to Object
12.Hutton's Great Heat Engine
En.
13.Afghamistam
14.C. Thomas Howell As the "Soul Man"
15.Saint Matthew Returns to the Womb
16.Hives
いよいよBOTCH。今回の来日を機に聴き始めましたが変拍子が多くテクニカルで音源からはインテリジェンスな印象を受けていました。しかしライブで見るととても身体性が高く、音の暴力にただただ圧倒されました。
楽曲は５拍子を取り入れたものがかなり多いのですが、変拍子らしくなく、純粋に頭を振れるような心地よいビート。
カオティックなパートとビートが交錯する楽曲群はいずれも即効性が高く、超満員のフロアも終止沸いていました。個人的には「John Woo」がめちゃくちゃ良かったですね。ギターの印象的なリフが生で聴けたのは嬉しかったです。
体感してあらためて感じたのは思ったよりも乗りやすいなというところで、弦楽器とドラムが別のリズムで刻むようなところでも基本的にシンバルとスネアは４分だったりするので、見失う瞬間なくずっとビートに乗っているうちにどんどん時間が過ぎていくという感じでした。超満員だったのでステージはほぼ見えなかったですが、とにかくサウンドがぶっとくて痺れっぱなしでしたね。
かと思えばアンコールでの「Afghamistam」ではしっとりとした表情も見せ、からの強力な曲の連発で完全にノックアウトされました。メンバーも終始楽しそうでしたし、本当にいいライブだったと思います。最後といわずまた来てほしい。
