Kodomo Rengouのツアーセミファイナルに行ってきました。
— tk 金西ぬ10a (@tk_saxo) 2018年7月11日
□セットリスト
01.報いの一日
02.無限会社
03.デヴィルズ&モンキーズ
04.町A
05.ニムロッド
06.旧市街
07.泥棒
08.眼球都市
09.動物になりたい
10.土曜日/待合室
11.あのひとのいうことには
12.セラミック・ユース
13.世界陸上
14.夜戦
15.逆光
16.木漏れ陽、果物、機関車
17.かみさま
18.ぼくは正気
En
19.塔(エンパイアステートメント)
20.バースデイ
Kodomo Rengouの曲をメインにしつつニムロッドなどを混ぜ込んだ内容でした。
このツアーは最初の横浜も見に行ったのですが、新曲たちの1ヶ月での進化が見て取れる公演でした。
「町A」でのギターソロ(原曲ではキーボードソロ)の開けた感じであったり、世界陸上のタイトなアンサンブルであったりはツアーを経て更に練度が上がり、特に世界陸上ではニヤニヤしてしまうほどでした。
各曲間でのつなぎもいろいろと工夫がこらされており、旧市街の前など短いドラムソロが挿入され、ブレイクと同時に次の楽曲に突入するなど、今までも多少はあったような演出がさらに強化されて見栄えのするものになっていました。泥棒の前ではギターの環境音風ノイズに乗せてドラマー山口がMCっぽいことをしたり。
各楽曲に合わせて、どういった魅せ方がより映えるのかな、というところを追求し始めているということだと思います。PITBは雰囲気は比較的ゆるいものの、こういった詰めるところはガッチリ詰めてくるので毎回面白いですね。
Kodomo Rengouに挟まれると過去の楽曲もまた聴こえ方が違ってくるもので、「逆光」などは最近より一層いい曲になってきているように感じます。
アンコールは珍しい2曲。「塔」はギターフレーズが印象的で大好きな曲。バースデイは変拍子とひねったギターリフが面白い曲ですが、特にバースデイのアウトロで聴けた、かつてのPITBを彷彿とさせる轟音にはいい意味で驚かされました。
それにしてもPITBは本当に演奏が面白い。特にこの日はドラム山口さんの音がよく聴こえ、パワフルなショットから繊細なゴースト、吹奏楽部の経験を活かした(?)ようなユニークな楽器のチョイスといった妙を存分に堪能できました。
秋にはまたメンバーによるセルフプロデュースライブを企画しているとのこと。これも楽しみですね。