Peopleのマンスリーライブの1本目に行ってきました。
□セットリスト
01.時計回りの人々
02.数秒前の果物
03.月曜日 / 無菌室
04.レテビーチ
05.町A
06.さまよう
07.デヴィルズ&モンキーズ
08.Mr. Self Destruct(NIN)
09.大陸
10.新曲1
11.木曜日 / 寝室
12.新曲2
13.気球
14.マルタ
15.アメリカ
16.夜戦
17.かみさま
En.
18.Alice
kodomo rengouのツアーを終えてからのワンマンライブ。
この日はDrの山口プロデュース公演ということでダイゴマンお面が配布され、適宜MC時にみんなで着用するという趣向でした。
月曜日、レテビーチなど懐かしい曲も多く、それぞれのアルバムの発売の頃を思い出しつつ聴きました。町Aなどの新しい曲についても発表時は複雑さが目に付いていましたが、熟練した演奏とともにまた新しい表情が見え始めていると感じました。なおこの日の数秒前の果物でのギターソロはペンタ主体でロックな感じでしたね。かっこよかったです。
カヴァーはNIN。吐き捨てるようなVoと刻むギターが新鮮でかっこよく、よいアクセントとなっていました。続く大陸ではVo波多野、Ba福井もパーカッションを演奏。ここでの演奏はかなり気合が入っており、細かい音価までピッタリと合わせようという意思が感じられました。
途中のMCで「お互いの話を誰も拾わない」というような話がありましたが、あるいみ演奏でもそうで、彼らの演奏はお互いが自由にふるまいつつも作品として成り立っているところが素敵だと思っています。これは他のメンバーを相当に信頼していないとできない音楽の作り方だと思うのですが、この大陸のようにゴールをかっちりと決めたときにもすさまじいパワーを発揮できる、いいチームですよね。
各自のプロデュースによるライブでは他の2名がそのプロデューサーに寄り添うため、こういった団結の瞬間が多くみられるのも楽しいところです。
新曲も2曲披露され、どちらもkodomo rengouを経過したことをしっかりと感じさせる作風でした。特にキーボードのコードの当て方はジャズ的なおしゃれコードも感じ、新らしいサウンドへの扉も予感させてくれました。
木曜日はたまに演奏される曲ですが、かみさまでの経験値を活かしたヘヴィでドゥームな世界には圧倒されました。スリーピースでこれだけの重さを表現するのは並大抵ではないと思います。カッティング風なソロが印象的だった夜戦からのかみさまで本編終了。
アンコールは10月ということでメンバーが仮装して登場。血まみれナースの山口、鬼太郎の福井、ブラックメタル波多野(トレモロリフひいてた)という布陣でAliceが演奏され、終演となりました。
秋にかけて仕事が激化するのですが、残り2回のマンスリーもなんとか行きたいですね。